明日、あさってあたり、小学校の運動会の最適日なのではないだろうか?
40年以上前から、都内の区立小学校では、運動会の日に家族とお弁当を運動場で食べる、という光景は消えつつあった。
運動会の日に、教室でサンドイッチを食べながら、「うちのお母さん手抜きだ~」と言っていたら、開業医の娘で、お母さんが看護婦さんをしている子が、「見てよ。私のホットドックの切れ目、曲がってるでしょ。サンドイッチ作ってくれるなんて、いいじゃん。」と、慰めてくれたことを思い出す。
と言うわけで、作ってもらった記憶はないのに、自分の子供達は、「田舎」の小学校に通うことになったので、作った苦労はたくさんある。
まず、主食をどうするか。
うちの子供達は揃って、パンはいやだ、ご飯系がいいと主張していたので、米には決定なのだが、手抜きの順位がある。
まずないが、手抜き1位は、ただの白ご飯。
2位 炊き込みご飯
3位 いなり寿司、ばらちらし
4位 おむすび
5位 海苔巻き
6位 太巻き
おむすびが4位なのは、家族が多くて、熱いご飯を一人で大量に握らなければならない苦痛の為なので、少人数の家庭では順位が変わると思います。
一番手間がかかる太巻きだが、これはお重を開けるときのうれしさが格別なのだ。
準国産で、ミニマム贅沢で、東京のお寿司屋さんに教えてもらった太巻きを作るには。
買い出し
遅くとも運動会前日の午前中に行かないと・・・出かける前に料理に使う日本酒、みりん、しょう油、砂糖、酢、卵、米が、十分あるかチェック。
<買い物メモ>
全形海苔10枚入り(この際なので、10枚500円位のを奮発)
国産干し椎茸(50グラム600円位)
国産天日干し干瓢(20グラム250円位)
おぼろ(商店街の玉子焼きを売っている店で自家製のエビおぼろが手に入れば上々だが、なければスーパーの油揚げのそばあたりに置いてある鱈のでんぶ)
エビ(から付きの1尾100円位のもの、6尾)
きゅうり
さあ、買い物から帰ってきたら、まず、干し椎茸を水につけ、干瓢は20㎝程に切って、水につける。
エビの腹側に、竹串を打って姿をまっすぐにしてから、1%位の塩を入れた熱湯で2~3分茹で、すぐに冷水にとる。完全に冷めたら、串を抜いてカラと尾をはずし、腹側から切り込みを入れ、塩水で背わたをきれいに洗い流す。水気を切って保存容器に入れ、冷蔵庫へ。
すし酢を作る。長持ちするので、ご飯1升分のすし酢を作ってしまう。酢180cc 塩30グラム、上白糖70グラム。
ここで、小休止。夕方まですることはない。
夕方、夕食の準備のかたわら、干瓢を水から茹でる。柔らかくなるまで、約1時間。
水にとって、ざるにあげ、水気をしぼる。
鍋にしょう油50cc、砂糖50cc、酒10ccを入れて煮立て、干瓢を入れて、色が濃くなるまで煮詰め、仕上げにみりんを5cc入れる。
干し椎茸が完全に戻ったら戻し汁ごと茹でる。1時間くらいかかる。煮上がったら煮汁カップ1(足りなかったら水を足す)、酒カップ1、残っている干瓢の煮汁、加減でしょう油と砂糖を大さじ1~2程足して、煮ていく。こがさないように注意して、煮汁が殆どなくなるまで30分ほど煮る。
玉子焼きを作る。卵5個、砂糖40グラム、出し汁大さじ4~6杯(多いほど焼くのが難しくなる)、しょう油、みりん、少々を混ぜ、四角く巻焼きにする。
寝る前に、ご飯4合、朝の時間に合わせて炊飯器をセットしておく。
当日朝
すし飯を作る。ご飯を飯台なり、ボウルにあけ、作っておいたすし酢、4合分100ccを回しかける。さまして、ハカリを使って正確に、6等分しておく。(これをしないと、必ずや、不揃いの太巻きになってしまう)
玉子焼きを6等分に縦長に切る。キュウリ1本を縦長に6つに切る。椎茸6個を1㎝弱ほどの幅に切る。
いよいよ、巻に入る。
巻き簀に全形海苔を置く。(のりは長方形なので、長い辺を下に。)6等分しておいた酢飯を海苔全体に均一な厚さに広げる。手前はぎりぎりまで、向こうは2㎝ほど空けておく。
手前2㎝ほどあけ、玉子焼き、椎茸、おぼろ、干瓢、キュウリ、と並べていき、おぼろの上あたりにエビ1尾を縦2つに切ってのせる。
一気に巻き簀をもちあげて手前の海苔を向こうの海苔とご飯の境目に向けて巻き、ぎゅっと締めて綴じ代ののりを巻き、巻き終わりを下にして休ませておく。
切る
包丁をぬらして1本を8つに切る。
詰める
お重の一番下の段に詰める。
真ん中のお重にはおかずを。からあげ、ウインナー、ミニトマト。
上のお重には、果物。りんご、梨、ブドウ、オレンジ、グレープフルーツ。
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